被爆者歌う会「ひまわり」も昨年11月で丸四歳を迎えました。
昨年の特筆すべき出来事は、被爆63年目にして初めて、8月9日あの「平和祈念式典会場」で被爆者の歌声を響かせたことです。総勢62名の被爆者の方たちの歌声は、会場に集まったみなさんの心に共感と感銘を与えたようです。田上長崎市長からも「来年も素晴らしいメッセージを届けて下さい」とエールを送っていただきました。指揮をする私も胸が震える思いでした。
現在、ひまわり会員24名は毎週火曜日のレッスンに励んでいます。そして今年も8月9日に向けて春4月からレッスンに入る予定です。3月に、テレビや新聞等で「募集」のお知らせをしたいと思っていますが、4月から7月までの四ヶ月間「浦上」と「今を生きるあなたへ」の二曲に取り組みます。
「浦上」は30年前の作品ですが、今回新しくアレンジをしたものに新しいフレーズを書き加えたものです。「今を生きるあなたへ」は今年書き下ろした新作です。
因みに「ひまわり」レッスンは、毎週火曜日午後二時から四時まで、レッスン会場は長崎駅前の交通会館5Fで行っています。興味のある方は、見学も大歓迎!ですので是非顔を出してみて下さい。
「被爆者であること」が条件という「ひまわり」ですが、昨年夏を経て会員になられた方たちは「ひまわりに出会えて良かった」「生きる手応えを存分に感じている」等々大いに張り切って様々な歌に取り組んでいます。今年は活動の幅も広げたいね!と語り合っています。
また「ひまわり」に関しては、どしどし情報をお伝えして行きたいと考えています。お楽しみに!