一昨日の今里に続き、昨日は津和崎でのレコーディングが感動的に終わった。午後8時過ぎから始まったお疲れさま会には四十名を超える人たちが集まって下さった。今年春から取り組んだ今回の長崎歌百景。私にとって、ある意味、津和崎の人たちとの歌作りがメインテーマだった。それは単にアルバム制作と言うことではなく、私の音楽がどれだけの意味があり、またどれだけの役割を果たせるのか・・・言い換えれば人間が生きる上で音楽がどの様な存在でなければならないのかーと言うことを見事に問題提起してくれたのである。みなさんは「先生ありがとうございました。」と言って下さっている。勿論私の方も「ありがとう!」である。今やっと入り口に立つことが出来たような気がしている。津和崎だけではなく、この上五島での文化運動にも広げたい、と今村英文さんと模索している。先ずは「合唱団」作りだ。月に一回か二回通うことになりそうだ。やっぱり淡々と熱く展開して行こう!津和崎、今里のみなさん、素晴らしい感動をありがとう!