崎浦という地域に来ている。赤尾、友住、頭ヶ島、江ノ浜の四つの集落からなる有川という町に程近いところだ。
そこにある崎浦小学校が来春で閉校になるという。
まさに地域の要がなくなってしまう訳だ。地域の人たちの心や絆をより強くしたいと歌作りの依頼が来た次第だ。
夕方、各地域の郷長さんたちにお集まりいただき、お話を伺った。そして夜は小学校の校長先生と教頭先生と三人で食事をいただき、お酒をいただいた。
地域に住む人たちと先生方の思いとは多分に違うところはあるのだろうが、お二人の思いはまたこの崎浦への思いが特別に強いものだと感じられた。
今日は各地域を案内していただく予定だ。
石の文化が脈々と引き継がれている地域やあの坂本龍馬の船が遭難した潮合岬、それに石造りの頭ヶ島教会等々長い歴史の中に残り、また誇るべき文化として今に在るこの町の歌、津和崎とは違い少々広い地域なので、創作も難しくなる予感もしなくはないが、とにかく頑張って取り組みたいものだ。
電波状態がよくなく、送信が出来ないようだ。時間差はあるが、長崎到着後になるかも知れない。